音楽が大きく自律神経に影響することがわかった。
そして、自律神経は体の7つのチャクラを活性化させることもわかった。
では、具体的にどんな音楽を聴いたら良いのだろうか?
「人間と音楽」
最終回、あなたが必要としている音楽を探してみよう!
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モーツァルトのおすすめ曲
ご紹介してきたようにモーツァルトには自律神経が「気持ち良い」と喜ぶ高周波の音が豊富に含まれている。
しかし、モーツァルトの曲はたくさんある。
ありすぎてどれを聴けばいいのかわからない 🙁
そんなあなたにおすすめなのが、まずはバイオリンの曲とピアノの曲である。
それをそれぞれの症状に合わせて選んでみよう。
健康とは、以下の3つの働きが調和して成り立っている。
■免疫系
■脳神経系
■内分泌系(血液循環)
これらは、それぞれが独立した働きのように見えても連動して健康を維持しているのだ。
モーツァルトの曲を聴くとこれら3つの働きが調和する。そして・・
1.心拍数の安定
2.脈拍の安定
3,脳波リズムの安定
具体的な効果として、この3つを安定させることができるのだ。
症状別にすると以下の曲に効果があるといわれている。
1.免疫系(ガン、アトピーなど)
●ディヴェルティメント第17番 二長調
●クラリネット協奏曲イ長調 第3楽章
●バイオリン協奏曲第4番 二長調 第3楽章
2.脳神経系(認知症、パーキンソン病、耳鳴り、難聴)
●セレナード第13番ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク第3楽章、第4楽章
●バイオリン・ソナタ第34番 変ロ長調 第1楽章、第3楽章
●交響曲第39番 変ホ長調 第3楽章、第4楽章
3.血液循環系(高血圧、心筋梗塞、動脈硬化)
●ピアノ、ソナタ第15番 ハ長調 第1楽章、第2楽章
●バイオリン協奏曲 第3番 ト長調 第1楽章
●ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 第1楽章
このように症状に合わせた曲が、いつか薬のように、音楽療法士から処方される時代がくるかもしれない。
モーツァルト以外でもかまわない
モーツァルト以外でもグレゴリオ聖歌や童謡なども効果があるといわれている。
全体的にクラシックは高周波数なのでどれを聴いても効果はあるはずだ。
ただ、私はおもう。
モーツァルトをはじめクラシックは確かに高周波数の音で良いだろうし、実際きいていても心地良い。
ただ、クラシックにまったく興味ない人が健康のためにと無理にそればかり聴くのもどうかと思うのだ。
確かに高周波数の音は自律神経に良い刺激を与えてくれる。
だけれども、それ以外の周波数の音も背骨の各鍵盤、そして各チャクラに影響を与えてくれるはず。
それにいつもいつもモーツァルトが最適だとは思わない。
音楽を聴いて気持ち良いとおもう感覚はさまざまだからだ。
たとえば、やる気を起こしたいときは元気が出る曲を聴きたくなる。
逆に泣きたいときは、せつない曲を聴きたくなる。
それでいいと思うのだ。
あなたに合う曲とは、
あなたがいま求めている感情を増幅してくれる曲のこと。
それを上手に選んでいってもらえればそれで良いとおもう。
音楽は私たちの感情をゆさぶってくれる最高の音(振動)である。
このサイトでいつも書いているように、あなたの体はあなただけのもの。
だからこそ、自分の感情がいま求めている音楽を探して聴いてみてほしいと思う。
腹式呼吸も忘れずに
自律神経をさらに活性化させたければ呼吸法も忘れてはならない。
肺は自力で動かせる唯一の臓器だからである
(くわしくはこちらの記事参照)
過敏性腸症候群には腹式呼吸が最強!薬に頼らない治し方で挑む!
録音技術の発明と自律神経
エジソンがアナログレコードの録音に成功してからまだ150年もたっていない。
それ以前は、いまのように手軽に音楽を聴くことができなかった。
そして自律神経も「生きること」が第一の目的だった。
だが、現代は「ただ生きる」だけではなく「自己表現」という高度な欲求をもつようになった。
そのためには古い自律神経をバージョンアップしなければならない。
もしかしたら音楽を録音する技術は、古いバージョンから新しいバージョンへの移行を手助けするために神様がくれたツールではないだろうか? 😀
しかし、自然の中で暮らさない限り、耳に入ってくる音は不快なものが多い。
しかも、なかなか環境は変えることができない。
そんな現代人に合わせて登場したのがレコードという録音技術ではないかと思うのだ。
なぜなら、どんな環境にいても自分の望む周波数の音楽を聴くことができるのだから!
音を選んで送受信する
言葉には、素敵な言葉と、そうでない言葉がある。
音楽にも、気持ちが明るくなるものと、そうでないものがある。
心身を健康にするためには、自分が発する音と、受け取る音を慎重に選ばなければいけない。
「ありがとう」という言葉は最高に素晴らしい音である。
人から聞くのも良いけど、自分が発することで体の中に大きく響かせることができる。
だから、ドンドン、自分から「ありがとう」の音を出していってみてください。
音楽は、モーツァルトのような高周波数の音楽をとりいれつつも、基本は自分が心地良いと思うものを聴いていけば良いと思います。
なぜなら、あなたが心地良いと思うものはあなたが望むものだから。
音によって人は体の水分を振動させ時空を越えて共鳴することができる。
それは自分が望むものを引き寄せることができるということ。
あなたが望むものをぜひ引き寄せてみてほしい。
音楽をもっと活用しよう!
音楽を聴くということは同じ音と共鳴するということ。
それは環境を選ばない。
人も選ばない。
もっとも手軽に簡単にできる自律神経を喜ばせる方法だと思うのだ。
あなたも今日から心地良い音を積極的に送受信してみませんか?
そして、自然、宇宙、世界中の人々とつながってみませんか?
現代は確かにストレスが多く溜まる時代である。
だけど、どんな音と共鳴するかはあなたの自由なのだ。
ストレスから抜け出したければ、それとは逆の周波数の音を送受信することである。
良い言葉を発し、良い音を聴いて、あらゆる良いものと共鳴する「人間アンテナ」になりましょう。
あなたはひとりじゃない。
たとえ、ひとりぼっちにみえたとしても、すべてとつながっている。
今こうしている間も・・
そして・・これからもずっとずっとそうである。
なぜなら、音は永遠に止まらないのだから・・・
以上、「人間と音楽」の記事を終了します。
最後まで読んでいただきありがとうございました 😀
こちらも、続けてどうぞ!私の好きな音楽を紹介しています。
(音楽を聴くときは休憩を入れながら聴いてくださいね)
(記事参照)「ヘッドフォンの爆音で耳鳴り!難聴になると手遅れになることも!」