自律神経の好物は「気持ち良い」という感覚である。

この「気持ち良い」という感覚を効率的に受け取れるのが高周波数の音楽である。

というのがトマティス理論だ。

トマティス理論の、背骨に走る鍵盤図を見ていて私はふと気づいた。

「これって、チャクラのことじゃないのかな?」と。

今回はチャクラと音楽の関係について探ってみよう!


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チャクラとは

チャクラとは、人間の頭頂から尾てい骨にそって並んでいる7つの気の出入り口のことだ。

 

 

気とはエネルギー。

 

つまり振動(音)だ。

 

チャクラという体を通る一本の線

 

これが、私たちが外部の音を送受信しているアンテナなのではないだろうか?

 

チャクラの位置から体の部位を見ると以下になる。

 

第7・・・松果体(大脳皮質)

第6・・・下垂体(頭蓋骨の下部)

第5・・・甲状腺(口、ノド、耳)

第4・・・胸腺(循環系、心臓、肺)

第3・・・脾臓(消化器系、筋肉)

第2・・・生殖腺(泌尿生殖器系)

第1・・・副腎(骨、骨格)

このように体に入ってきた振動は各チャクラそれぞれの部位に反響する。

まずは自律神経の場所

このようにチャクラで見ていくと、いま自分の体が弱っている場所が把握しやすい。

 

その部分のチャクラを活性化させてやればいいのだ。

 

だが、重要なのは自律神経が外部の音が集結する場所だということ。

それが振動となって全身に運ばれるわけだから、まず自律神経がある場所を活性化させなければならない。

自律神経を活性化できるのは高周波数の音だ。

私たちがストレスを抱えたときに、自然の中に入りたくなるのは高周波の音に包まれたいと思うからである。

 

木々を揺らす風の音、川を流れる水の音、うちよせる波の音など・・

これらはすべて高周波数の音。

耳には聞こえてなくても自然の中に行き、高周波の音で自律神経を活性化したくなるのだ。

 

自律神経は体の指揮者である。

自律神経が活性化されれば、それは全身のチャクラに伝わり、全体が活性化する。

ストレスで病気に苦しむ現代人にはまず高周波数の音が必要なのだ。

音楽を活用する

自律神経は「気持ち良い」という感覚が大好物だ。

しかし、現代人は大きなストレスを抱えるあまり、その逆の感情、

「不安」、「悲しみ」、「恐れ」、「怒り」の渦に巻き込まれている。

 

これらの感情は命を脅かすため、自律神経は大っ嫌いな感情なのだ。

 

そして現代人の特徴として五感のうち「視覚」の情報に大きく傾いてしまっているのが拍車をかけている。

 

そして、騒音だらけの環境。

これでは自律神経に「気持ち良さ」を与えることができない上に、ストレスに対して非常に耐久力がなくなってしまう。

聴覚は脳へ与える影響が大きい。

イヤな騒音はダイレクトに脳に不快さを伝える。

どうすればいいのか?

 

それを逆に生かせばいいのだ。

 

イヤな騒音ではなく、脳が喜ぶ音を耳に入れてやるのだ。

 

そうすればダイレクトに良い音は脳に伝わり、自律神経を通して全身に送られる。

そして、7つのチャクラも活性化させる。

そのためにも、音楽を上手に使わない手はない。

次回、「4.音楽は神様からの贈り物」につづく・・