1.病気は自分の心が作り出している」で、

私自身、幼い頃から病気を背負ってきた人生だったので、その経験から病気に対する思いを正直に書いてみた。

この記事を読む前にぜひ、読んでほしいのだが、私は「病気がおこす不安の意味とメリット」について書いた。

しかし、それ以外でも、病気になった人だけがわかること。

 

もっと前向きで素晴らしいメリットがあるんじゃないかと思うのです。

 

今回の記事では、

 

病気=悪いこと

 

という固定観念を忘れて、私ニャニャまるの実体験を紹介しながら、病気という存在の意味をもう一度ふかく考えてみたいと思う。


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病気になった時の5段階の心理

健康でいても、ある日突然、病気、事故などで人はいつ倒れるかわからない。

 

突然の事態にあったとき、5段階の心理状態をたどるといわれている。

 

第1段階 <とまどい>突然のことにショックを受ける

第2段階 <怒り>「なぜ、自分だけが!」強い怒りがわく

第3段階 <対策>「何とかしよう!」さまざまな対策をためす

第4段階 <絶望>どうにもならない状態に打ちひしがれる

第5段階 <受け入れ>認めて、開き直る

 

この5段階をたどるのは本人だけではない。家族も一緒にたどる。

本人はもちろん、周りの家族にとっても試練の期間となる。

段階を進んでいく時の辛さ

私ニャニャまるは長年のアトピー性皮膚炎でこの5段階を経験してきました。

 

アトピー性皮膚炎はいまだに根本的な治療がわかっていない。

 

国の援助などはなく、ステロイドと呼ばれる副作用のきつい薬を塗りながら、学校や会社に行っている人がたくさんいる。

 

確かに、どんなに重症になってもアトピー性皮膚炎で命を落とすことはまずない。

 

しかし、あまり表には出てこないが、アトピー性皮膚炎による自殺者はとても多い。

肉体的には悪化しても命に別状はない病気なのに、精神的な苦しさのあまり、自ら命を絶つのだ。

 

ある意味、ガンと同列であり、過酷な病気といえる。

 

私ニャニャまるも自殺は何度も考えました。

 

病状はドンドン悪化していき、何を試しても効力はまるでなく、真っ暗なトンネルに入った気分だった・・歩いても歩いても光は見えてこず、倒れる・・肉体も精神ももうボロボロになる・・

 

😥 「もういいや・・もうやめにしたい」

 

声にならない声でうめきながらそう思った・・

 

 

私のこの時の状態は心理状態の4段階の時期だった思う。

落ちるとこまで落ちると、考える力もなくなる。

 

というか、よけいなことも考える力がなくなるのだ・・

 

すると不思議なことが起こりはじめる。

 

開きなおり、そして、なんともいえない脱力感がくる

五段階で見えてくるもの

「病気になったときの5段階の心理」で最後の段階までいった時、私は思いました。

 

😥 「ああ、肌が普通なことって本当にすごーーくありがたいことだったんだなぁ」と。

 

また、病気になる前の自分の悩みがすごくちっぽけなことだったと感じるようにもなりました。

 

🙁 「健康でさえあったら、また仕事の悩みや家庭の悩みを持ちたい・・」とまで思うようになった。

 

健康な上での悩みがもてる人達がすごくうらやましく思えてならない。

 

さらに、周りで支えてくれる家族のありがたさもわかるようになった。

 

このように最終の5段階までいったことで、私が得たものは、健康なときには絶対に思うことはない、本当に大切な「気付き」だった。



幸せのハードルが下がる

病気は本当につらい・・

痛み、かゆみ、しびれ、吐き気、めまい、息苦しさ、不快感・・・

 

しかし、これらの苦しみを味わうと、健康でフツーであることのありがたさがどんなに大切だと身にしみるか。

 

つまり幸せのハードルがグンと下がり、すべてのことが貴重に思えてくるのだ。

 

🙂 「痛みがないって!なんて最高だろう!」

 

🙂 「息ができるってすごく気持ちいいなああ!」

 

こう思えるようになると、何でもないフツーの1日が幸せでいっぱいになる。

 

 

私は、以前、通っていた漢方薬を出す皮膚科の看護師さんになにげにこう言ったことがある。

 

私 🙂 「最近、ふと退屈だなーって思うときがあって、それが嬉しくて嬉しくて」

 

看護師さんは最初、意味がわからずポカンとしていた。

 

私 🙂 「あ、その、症状がひどいときは24時間つらいんで、退屈って思えるときがひとときもなかったもので・・」

 

と続けて話したら、看護師さんは意味がわかったらしく、驚きながらも「そうですかー!」とうなづいてくれた。

病気は大切なことを教えてくれる

このように病気は決して悪いことばかりではない。

 

それどころか、人生において、かけがえのないことに教えてくれ、気付かせてくれる。

 

当たり前だと思っていたことが、すごくすごく貴重だということを教えてくれる。

 

病気を認め、病気に感謝をもつことができるようになった時、手にいれたものは人生の宝物かもしれない。

感謝をしながら克服する

私はアトピー性皮膚炎や喘息によって、たくさんのことを教えてもらい気付かせてもらったことに感謝しつつも、やっぱり克服したいと強く思った。

 

以前の記事「病気は自分の心が作り出す!不安は強力な負のエネルギー」でも書いたように、私は病気によって自分が悲劇の女王になっていたという部分を払拭したいと願うようになった。

 

病気に「ありがとう」と感謝しつつ・・

 

このように自分自身、病気で失ったこと、そして得たことを見なおしてみると、やはり病気は悪いことばかりじゃないのだと思う。

 

それどころか、経験した人にしかわからない宝物をくれる。

 

でも、でも!やっぱり健康になりたい!健康でいたい!

それには、病気を100%悪者あつかいせず、認め、受け入れることが大切だと思う。

 

病気はココロが作りだすのならば、その原因は人それぞれ千差万別。

 

でも食生活、生活習慣など、病気の種を大きくしてしまう共通点はあるはずである。

 

このサイトでは、その共通点を提案し、来てくれるあなたの本当の健康を応援できたら・・と思ってます。

 

➡ 病気は悪いことばかりではない
➡ 病気によって得られる大切なものがある
➡ 認め、感謝をして、そして克服するニャニャまるのひとりごとはこちらから