こちらまで覗いて下さってありがとうございます。記事の作成にあたり、私ニャニャまるがひとりごとをつぶやいています。

 

 

~このサイトに来てくれる人たちに何を伝えたいんだろう~

 

私はいつも、この想いを軸にして記事を書くようにしています。

 

つまり、

「書こうという気持ち」ではなく、

「伝えたいという気持ち」が湧き上がってきてから、やっと記事の作成に入れます。

 

今回の記事はウォーキングを始めた去年(2016年の夏)からずっとあたためていたもの。

 

記事本文にも書いていますが、私は歩き始めてから多くのことに気づきました。

 

歩きながらだと、「いつもの道や風景がちがう」ということ。

ゆっくり眺めながら歩くと今まで見えなかったものが見えてきました

 

たとえば・・

 

「あれ?この道ってこんな眺めだっけ」・・とか

 

 

「あ!カモが仲良く泳いでる!かわいい!

へえ~この川ってカモがいるんだ」・・とか

 

 

空を見上げてみると・・・「あれ、なんだか空が広い・・

それに、ここのイチョウの木ってすごく大きいんだ~」・・とか

 

 

朝に歩けば、ある日の霧の美しさに

「うわ~~~」 と、ビックリしたり・・

 

 

雨の日の夕暮れ時は、アスファルトに反射するライトの光に

「なんだか、きれ~」 と、見入ったり・・

 

 

道の模様に気づけば

「この並べ方!職人だね!芸術だね」と、感心したり・・

 

 

自分の住んでいる町の風景に・・

「この場所ってこんなに素敵なところだったんだ」 とハッとしたり。

 

 

こんな感じで、歩き始めてから気づくことがあまりにも多くあり・・

その世界は、クルマから眺めていた頃には見つけることができなかった宝庫でした

 

「本当に同じ場所なの?」

 

「本当に同じ光景を見ていたの?」

 

頭の中に刺激が走り、すごく新鮮な驚きの連続でした・

 

すると同時に、心の中に・・

 

「今までなんてもったいないことをしてたんだろう」

 

という気持ちが湧き上がりました

 

いつもクルマに乗り、窓を閉め切って音楽をかけながら速いスピードに駆け抜けていた道・・

周りの景色が目に映っていても、頭の中は用事のことや未来や過去のことばかりで・・。

 

そうか、

クルマに乗っていると気づかないことだらけだったんだ・・

 

でも、それは仕方ない

クルマの運転は交通ルールがあり、景色をぼんやりと眺めていたら事故ってしまうかもしれない

いつも注意力を研ぎ澄ませてはいるけど、周りを見る時は、

「歩行者はいないか?」

「周りのクルマの流れにのれているか?」

安全がまず第一だから、そのような視点で周りを見てしまう。

 

これって、なんだか今の流れの速い社会に似ているな・・

 

「社会のルールや一般常識という流れに乗るために、大切なことを見逃してしまう・・」

 

そうだ、このことをサイトに来てくれる人に伝えてみたいな・・

という気持ちが生まれました。

 

でもなかなか、形にすることができないまま時は流れて・・

 

やっと先日、こんなことがあり、きっかけとなりました

それは、愛車を走らせている時・・

ふと、この風景の場所で、私はクルマを停めました・・

 

ずっと向こう側まで続く長い長い道・・・私はこの道を、遠く目を細めて眺めながら・・・

「ああ、この道はクルマから降りてゆっくり歩きたいな・・」

「クルマの速いスピードで駆け抜けていくには、もったいないな・・」

 

と思いました・・

 

そのとき、

あ!そうか!きっとこんな気持ちなんだ!

 

「社会という名の速いクルマから降りて、たまにはゆっくりと歩いてみたい」

そう思う時の気持ちって・・きっとこんな感じなんだ

 

厳しい社会のルールに息がハァハァと切れて・・

激流の中で苦しくなってきて・・

 

本当は自分のペースでのんびり歩きたいのに・・

本当はもっとじっくり体験したいのに・・

 

そう思う時の気持ちをリアルで感じたとき、やっと去年からあたためていた想いが形になりました。

そして、今回の記事の作成にいたります。

 

記事本文でも書いていますが、

今の社会は本当に激流です。

しかも交通ルール以上の、厳しいルールずくめです。

 

その流れに外れず上手く乗ることだけで頭がいっぱいになってしまい、周りの素敵な風景も目に映らなくなってしまう・・

目に映ってもそれは心まで届かず、

毎日毎日同じ録画場面を繰り返し再生しているだけ。

・・つまり、無意識ということ。

 

それじゃ、もったいない

もったいなさすぎる!

 

私たちは五感という周りの情報を深く味わえる機能があるのだから、それをフルに使わなきゃ!

絶対もったいない!

 

五感をフルに使い、心を意識的に動かすことで、肉体も必ず良い方向に流れていくはず。

なぜなら、

 

流水腐らず

 

私たちの心が病み、肉体が病んでしまうのは、「気、水、血」の流れが止まってしまうのが原因だと思うから。

流れを起こす

ということは

「心を意識的に動かすこと」だと思うのです。

 

それには、普段ロボット的にしていることから抜け出し、ちがう方法でやってみる

 

たったこれだけのことで流れを起こすことができると思うのです。

 

ぜひ、あなただけの方法を見つけて、社会という名のクルマから降りてみてください

 

いつもではなく・・

たまにでいいので・・