本当に海の水から塩が採れるのか!?
よし!自分で海から作り出してみよう!
そうすれば、塩のふるさとが、海であることを強く実感できるはずだ!
そして、自分が作った塩でおにぎりが食べたい!
今回の「人間と塩」の記事を書くにあたり、私は実際に海から海水を汲んできて、塩を作ってみることにした。
1.いざ海へ!(私の地元である鳥取県の海)
昼間の明るいうちにくれば良かったのに忙しくてついついこんな時間に。
でもすごく月がきれいだ
2.さあ!海水だ!いざ!
(家族に手伝ってもらいました。いつも協力してくれてありがとう 🙂 )
3.ペットボトルにドバドバ入れる
4.空には月、そして水平線には漁火に見守れながら、さらに海水をくむ!
5.こうして予備の分を合わせて4リットルの海水を手に入れた
6.薄暗く誰もいない3月のひっそりとした海。帰り際に振り返った海がとても綺麗だった
さあ!では、家に帰って塩作りだ!
7.煮つめるために用意するものは以下の3つ。
●海水を煮詰める土鍋
●海水を計る箸(350ccのところで線をあらかじめ引いておく)
●どんぶり
8.では早速!塩を煮詰めていこう!
まず、土鍋にドバドバと海水を入れる。海水が透明できれいだ。
9.強火で沸騰させ、その後は弱火でじっくり2時間煮詰めていく・・
10.煮詰め始めて約1時間。
あ!白い物が土鍋のふちにあらわれた!なるほど、これが一番最初に結晶化するカルシウムだな!
初めての結晶の出現に海水での塩作りに疑心暗鬼だった家族も興味を持ち覗きにきだした(笑)
11.煮つめ始めて約2時間たったころ・・箸で計ってみると350ccに!よし!
12.コーヒーのフィルターを使って、ろ過。
13.よし!できた!これがかん水(濃い塩水)だ!ワクワクしてきたぞ
ニャニャまるの海水で塩作りに挑戦!(天日干し&仕上げ)その2へ
「人間と塩」すべての記事
1.減塩は塩ぬきの身体になる
2.人間のふるさとは海
3.世界を動かしてきた塩
4.塩の種類と日本の塩事情
5.日本の塩作りの方法と歴史
6.イオン交換膜法の問題点
7.塩運動(本来の塩を求める戦い)
8.体内の塩の働き
9.塩と高血圧の関係
10.自然塩のニガリは害があるのか?
11.どんな塩を選べば良いのか?