現代の私たちは、もう、食べるだけ、安全だけの人生では満足できない。
いくら、生命の維持ができ、長生きできたとしても、希望も何もかなえられない人生なんてイヤである。
なぜなら、私たちには成長したい!という気持ちがあるからだ。
新たなことに挑戦して自分を磨いていきたい!という気持ちがあるからだ。
では、どうすれば、古いシステムの自律神経に邪魔されることなく、その希望に向かっていけるのだろうか?
今回はまず、自律神経と上手に付き合える誰でもすぐに実行可能な基本について確認していく!
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自律神経を安定させる基本
自律神経が生命の維持に危険を感じ、交感神経を暴走させるのは、人間のさまざまな欲求に対してだけではない。
乱れた生活習慣や、悪い食生活、運動不足に対しても自律神経は乱れていく。
前回の記事に書いたように、自律神経は私たち人間が、めまぐるしく変わる地球という環境の中で適応できるように、睡眠、食事、体温調整など、あらゆる機能を自動で動かしてくれている。
しかし、自律神経が夜になってメラトニンという眠りのホルモンを出してくれているのに、それを無視する生活をしてはいけない。規則正しい生活はとても大切である
そして、健全な食生活もとても大切である。
カラダに良くない、ファーストフードや甘い物の摂り過ぎ、お酒などは、気晴らし程度にしておいて、普段はしっかりと栄養のとれる食事をしなければならない。
また適度な運動も必須である。
人間は動物である。動く物とかいて動物とあるように、カラダを動かすことは自律神経の安定にかかせない。
このように、自律神経をまず安定させるには、規則正しい生活、健全な食事、適度な運動の3つが基本となる。
欲求の対処法
では、生活習慣、食生活、運動・・まずは、これらの基本をしっかりおさえた上での、欲求の対処法を考えていこう。
本当にやりたくないことは、自律神経が起こすストレスによって止められてもかまわないが、本当にやりたいことまで止められてしまうのでは、生きてきた意味がない。
さて、困った!どうすればいいのか?
もちろん、欲求をスッパリあきらめてしまうのが一番の方法である。
😥「えー!あきらめたくない!新たなことに挑戦したい!」
ですよね?
ではまず、具体的に自分が本当にやりたいこをしっかりと把握しよう。
そして強い意志をもとう。
この強い意志がなによりも、不安というストレスを吹っ飛ばす原動力となる。
しかし、どうしても未知なる挑戦にたいしては、本当にやりたいことでも不安がおこる。
この不安を自律神経が感知して、交感神経を暴走させ、止めてくる前にできること・・
それは、自力で、自律神経を操作するしかない
😯「え!そんなことができるの?だって自律神経は意識的に動かせないっていったやん」
はい。言いました。でもじつは操作できるのです。
なぜなら、本当の意味で、自律神経を動かしているのはじつは私たち自身だからだ。
確かに、自律神経に関するどの本を読んでも、自律神経は私たちの意志とは関係なく無意識に動く神経ということになっている。
実際、私も他の記事に何度もそれは書いてきた。
しかし、それは医学という範囲で物事を見た場合です。
私ニャニャまるは思うことがある。
「なぜ、医師から見放されたガン患者が奇跡の回復をすることがあるのか?」と。
世の中には医学では説明できないこのような奇跡の回復というものがある。
それはなぜおこるのか?
ズバリ、じつは自分で意識して自律神経を操作できるからではないか?
と、気付きました。
そのとき、私が以前から確信をしていることの点と点が線でつながりました。
そう。じつは意識はひとつではないのだ。
次回、「6.本当の自分なら自律神経を操れる!」つづく・・・