私ニャニャまるはこのサイトにて本当の健康になるためにはどうすれば良いのか?

それをテーマにさまざまな視点から考察してきた。

健康に必要なことはもちろん人それぞれだが、すべての人にあてはまることとして・・

健康になるための共通点

●水
(記事参照人間と水「全7記事」

●自律神経
(記事参照)自律神経の謎「全7記事」

●音
(記事参照)人間と音楽「全4記事」

※これらの記事も合わせて読んでいただけたら嬉しいです。

おおまかにこの3つであることが自分なりに把握することができた。

もちろん食事も健康にとって大切だが、ぶっちゃけこの3つが快適に作用していてこその食事改善だと思う。

なぜなら同じ物を食べても病気にならない人はならないし、なる人はなるからである。

さて、この3つの中でも自律神経は現代社会において非常にコントロールが難しくなってしまった。

そして、自律神経が不安定ということは「地球としっかり繋がっていない」ということでもある。

それではどんな健康法をしても意味がない。

地球としっかり繋がるためのカギである自律神経。

そして・・
さらにその自律神経を正常に動かすカギを握っているのが体内時計である。

なぜ健康の基本として「規則正しい生活をしましょう!」とよくいわれるのか?

この意味がわかっていて実践していくのと、知らないのでは大きくモチベーションが変わってくる。

今回は私たちが本当の健康になるための基本中の基本!

体内時計の仕組みを理解して地球としっかりつながることを考えていこう!


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地球の自転と一緒に私たちも連動している

私たちは地球という星に住んでいる。
その地球は自転しながら太陽の周りを回っている。

春、夏、秋、冬という四季の変化・・
めまぐるしく変わる天候・・

止まることなく動き、つねに一定ではない地球に住んでいるからこそ、私たち生命体はそれに合わせて同じように動く必要がある。

そのため、地球に住んでいる人間やその他の生命体はみな体内時計をもっている。

なかでも精度がピカイチなのが植物。

植物は地上に根をはって生きているため、季節や天候が変わっても人間のように移動して安全な場所に逃げることができない。

しかも生命を維持するエネルギーは太陽の光を浴びて光合成するしかない。

貴重な太陽光を一瞬たりとも逃さないために植物は敏感な体内時計をもち、夜明けを正確に感知して光合成の準備をする。

虫も同じように体内時計を利用して外敵の少ない夜を感知して活動する。

そして、私たち人間も体内時計を利用して活動をしている。

なので、人間も快適に生きていくためには、地球の動きに合わせる必要があるのだ。

 

 

人間の体内時計は25時間

1日の時間は24時間。

しかし・・

じつは地球の自転は少しずつ遅れてきているといわれている。

珊瑚の化石から推測すると100年あたり1.4ミリ秒のペースで一日の時間がじょじょに長くなってきているらしい。

そのため、少しずつ自転が長くなっていくことに適応できるよう、じつは体内時計は25時間になっているといわれている。

これはどういうことだろうか?

つまり、1日ごとに1時間ズレいってしまうのだ。

これでは地球の動きに合わせることができない!

光を浴びることでリセット

1日1時間のズレ・・

じつは簡単にこのズレはリセットできる。

それは、太陽光を浴びること。

朝きちんと起きて太陽の光を浴びる。

このささいな毎日の習慣が健康のためには、もっとも重要なことなのだ。

 

 

体内時計は細胞ごとにある

私たちは植物や虫たちと同じように体内時計があるからこそ自転している地球と歩調をあわせることができる。

ところで、この体内時計は体内にドーンとひとつだけ存在しているイメージがないだろうか?

じつはそうではなく、何と細胞の1つ1つに時計が存在する。
これを時計遺伝子という。

つまり、脳細胞には脳の時計が、肺には肺の時計、胃、腸にもそれぞれの時計があるのだ。

想像してみてほしい

もし、これらの細胞の時計がバラバラに動いてしまったらどうだろう?

朝なのに脳は夜のまま、昼なのに胃は朝のまま・・

これではどんなに良い食事をしても、どんなに運動をしても、健康は維持できない。

細胞それぞれがバラバラに動いてしまう・・

それはまるで指揮者のいないオーケストラバンドのようなものである。

それぞれが勝手に音を出せば、ハーモニーではなく不協和音が身体中に広がってしまう。

このように私たちは知らず知らずに体調不良の原因を起こしてしまっている可能性があるのだ。

体内時計が乱れると自律神経も不安定に

細胞の時計遺伝子たちが勝手きままに動いて不協和音を響かせてしまうとダイレクトに影響を受けるのが体温だ。

私たちは常に変わる気温に対して汗かいて熱を放出したりして体温を変動させていく。

じつはこの体温の動きを支配しているのが細胞の時計遺伝子なのだ。

自律神経は五感(視覚・触覚・聴覚・嗅覚・味覚)で周りの状況を判断している。

しかし、もしも細胞の時計遺伝子が勝手な行動をとり適切なリズムを刻むことができなければ五感による判断能力も狂ってしまう。

もちろん自律神経はストレスや食生活でも乱れてしまうが、それよりももっと先に細胞の時計遺伝子によって狂ってしまっては、ストレスや食生活を改善しても全く意味がない。

体内時計を合わせてしっかり地球とつながろう!

不規則な生活をしていてはバラバラに動いてしまう細胞の時計遺伝子。

これではめまぐるしく変化する地球上で健康体を維持できるはずがない。

健康のためによくいわれる「規則正しい生活」

体内時計の仕組みを理解した上で地球としっかり繋がるために毎日の習慣を見直してみよう!

起きる時間を一定にする

現代人の悩みで最も多いのが睡眠不足。

じつは人間は食べれないことよりも眠れないことの方が身体に大きなダメージを与えてしまう。

なぜなら食べることが身体への栄養補給が目的ならば、睡眠は身体だけでなく心の栄養補給も兼ねているからだ。

睡眠は健康な心身のためにしっかりとらなければいけない。

人間の体内時計は太陽光を浴びてから15時間後にメラトニンという眠りのホルモンが放出されるようにできている。

だから、睡眠不足で悩む人は眠りにつく時間から逆算して15時間前に起きるようにしてみよう。

たとえば夜の10時に眠りたい人であれば朝の7時には起きるようにする。

睡眠不足が改善するまでは辛いかもしれないが、自分が眠りにつきたい15時間前には必ず起きているようにしてみよう。

そして起きたら必ず太陽の光を浴びるようにする。

これを毎日毎日、根気よく繰り返していけば必ず睡眠不足は改善されていく。

起きた後のちょっとした動作

起きた後はメリハリをつけるために以下のことを習慣化してみよう。

●髪をとく
●顔を洗う
●うがいをする
●音楽を聞く

このようなメリハリをつける習慣を行うと体内時計にプログラミングされやすくなる。

さらに太陽の光を浴びることもかねてちょっこっと散歩などをすると全身の体内時計に刺激が入るので効果的。

このような起きた後のちょっとした動作を習慣化させるだけで、夜のうち優位だった副交感神経から交感神経へのバトンタッチがとてもスムーズになるのだ。

朝食をとる

体内時計は空腹の方が針を合わせやすいという大きな特徴をもっている。

これを最大限にいかすために夕食は食べ過ぎず、そして朝までしっかりとお腹を減らすようにしよう。

また決まった時刻に食べることによって強く体内時計に刺激を与えることができる。

さらに食事後はインスリンというホルモンが出るため体内時計の針を強力に合わせてくれる。

たとえ糖尿病なので食事制限をしている人でも毎朝同じ時間に朝食を摂ることで乱れた体内時計がリセットされ、体調を基本的に改善していくことが可能である。

朝食を摂ることは私たちが思っている以上に重要なことなのだ。

地球と連動して本来のパワーを取り戻そう!

今回の記事でご紹介してきたようにもう一度「規則正しい生活」を振り返ってみよう。

行動する時は「なぜそうした方が良いのか?」

そのことがわかっていることが重要だと私ニャニャまるは思うのです。

なぜなら・・・

思いは言葉になり、言葉は行動になり、行動は習慣になり、習慣は運命を変えていく。

 

地球としっかり繋がりたい!

 

この思いを強く持ち、言葉にして、行動にして、習慣化していってみてください。

そうすれば必ず地球としっかり繋がることができると思うわけです。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

地球とつながることは健康の基本です。

冒頭でもご紹介しましたが、さらに深く理解するために以下の記事もあわせて読んでいただけると嬉しいです。